2009年4月27日月曜日

Vietnam  ホーチミン旅行

先々週、カンボジアではクメール正月を迎えました。その正月休みを利用して、初任国外旅行に行ってきました。行き先は、ベトナムのホーチミン市。
大晦日、正月初日は、カンダール州の友達の実家にお邪魔し、そのあと、ホームステイでお世話になったスバイリエンのお家に行ってきました。そのスバイリエンは、ベトナムと国境を接する地域です。プノンペンからバスに乗ってきた友達にお願いしておいて、私は、スバイリエンから途中乗車させてもらいました。なんと、40分もすれば、もう国境。
バスから降りて、歩いて国境の審査を受け、入国。あっと言う間です。
しかも、バス代は、往復で18$です。2000円もかからずに行けるなんて、すごくないですか?カンボジアの首都プノンペンからバスで6時間くらいです。

そして、ホーチミンの第一印象。「都会だー。」日本の東京を思わせる町でした。

そして、ベトナムと言えば「フォー」という麺ですよね。到着してからさっそく食べましたが、次の日の朝も、路地でお店を出している露店で食べました。あっさり鶏ガラだしでおいしかったです。

さらに、ベトナムと言えば、「ベトナムコーヒー」。これが、ベトナムコーヒーです。すごく濃いです。でも、おいしいです。さらに、向こうに見えるのは、お茶。ジャスミン茶ならぬ、ロータス茶(蓮のお茶)です。これも、おいしかったなー。


でも、ベトナムで一番印象に残ったのは、「ベトナム戦争」です。「戦争博物館」というのがあり、そこにベトナム戦争当時の写真や戦闘機などが展示されてます。つい30数年前に、こんなことが起こっていたのかと思うと...。胸がしめつけられるようでした。
でも、そんな中でも「子供たちの絵」が展示されているコーナーがありました。平和を願う子供たちの絵は、明るくて希望に満ちていました。癒されました。

そして、インディペンデンスパレスにも行きました。195の部屋があると言っていました。ベトナムが南北に別れて戦争をしていた当時の拠点になっていたようです。

カンボジアのお隣の国ベトナムを少しだけ知るいい機会になりました。ホーチミンはあまりにも都会だったので、今度は、田舎にも行ってみたいです。素朴なベトナム人の生活を見てみたいです。

2009年4月12日日曜日

レアム国立公園 理科研修2日目

研修2日目、目的のレアム国立公園へ。スピードボートに乗っていきます。行く途中、ずーーーっとマングローブの木、木、木。枝の細いマングローブの木がたくさんありました。
って、マングローブって何か分かりますか?そう、海の中に生えている植物です。レアム国立公園は、このマングローブジャングルが有名です。
そして、まずはマングローブジャングルを見渡せる展望台へ。この道を歩いていきます。
展望台から見渡すと、木の上に鳥の巣があるのがよくわかりました。この写真、分かりますか?木の枝をたくさん集めて巣にしています。
そして、きれいな海。途中、ビーチで海水浴をし、その後、森をウオーキングしました。そして、お昼ごはん。「かに」でした。でも、写真撮るの忘れたー。ビデオは撮ったけどー。
で、そこの休憩所には、こんな大きな石がありました。だから、ここの地名は、「大きな石」と言うそうです。そこで、ちょっとだけ昼寝したら、とーっても気持ちよかったです。
こんなふうに寝てませんよ。ちゃんと岩に寝そべってねました。そして、なんとここの海の目の前で、自然のピンクイルカが見られるそうです。でも、季節が12月か、1月だそうです。もう今の季節はいませんでした。残念。また、夜は星の観察ができてとてもきれいだそうです。
レアム国立公園は、まず国連がここを自然公園にして観光スポットにしてはどうかと動き出したそうです。そして、その後、JICAのシニアボランティアの人が入って、観光できるようにしています。でも、人工的に開発するのではなく、そのままの自然を残して、そのままの姿を楽しんでもらおとしているようで、本当にそんな感じでした。日本人は、何かと開発されたものでないと楽しめない気がします。でも、欧米の人は違うそうです。
いちお、ゲストハウスと言われるものはありましたが、ただの小屋?と言ってもおかしくありません。しかも、2部屋だけ。部屋には、ベットだけ。まさに、自然と一体になれる場所です。
カンボジアの自然を感じるレアム国立公園でした。
でも、やっぱり海の透明度はあまりよろしくないのが残念だし、魚があまりいなかったのも残念でした...。海と言えば、「沖縄」をイメージしてしまう私のせいかもしれませんが...。
ブログを読んだ皆さん、レアムに行きたくなりましたか?それとも、あんまりでしたか?

レアム国立公園 理科研修1日目

カンボジアは、14、15、16日がクメール正月のため、4月の初めから学校は正月休みに入りました。長いっ!!その休みを利用して、4月6日から8日までの2泊3日で、理数科教師のメンバーとレアム国立公園に研修に行ってきました。
カンボジアは、今、一年の中で最高に暑い季節を迎えています。マンゴーが食べたい放題です。バスの休憩所で打っていたマンゴーたちです。まっ黄色に熟したマンゴー、一つ2000リエル。そう、50円です。日本では、1000円くらいしませんか?本当は、1500リエルか、1000リエルでも買えると思います。しかし、あまりのおいしさに値段を値切るのを忘れてしまっていました。だから、2000リエルです。

そして、到着したら、さっそく昼食です。海沿いならではの食べ物、そう『かにチャーハン』です。写真ではあまり見えにくいかもしれませんが、かにの身がいっぱいはいっていました。
さらに、下の写真はスープ『ソムローチーチャイ』です。海苔のスープに、これまたシーフードがまんさいです。イカ、エビ...かなり幸せでした....。
って、なんかおいしいもの食べに来たみたいになってますが、午後からは、ちゃんと実習やりました。潜るのが得意な私の役目は、この「がんがぜ(うに)」を取って来ること。まさに、海女さんのようになってました。講師で来ていただいた大学名誉教授の金森先生いわく、5個もあれば十分でしょうと。オスとメスを見分けて、受精?させる実験です。でも、私は、もしかしたら5個で全部同じだったらいやだなと思い、頑張って8個もとってきました。

そして、いざ実験。まずは、とげをとり、解体し、いつもみんが食べている、いわゆる「うに」黄色い部分を取り出します。実は、あの黄色い部分が卵巣や精巣にあたるそうです。そんなとこ食べてたの?ってちょっとびっくりですよね。
で、一つ、二つ、三つと調べていくと、すべてメス。あの例の黄色い中には、卵がたくさん入ってました。この写真は、顕微鏡のレンズから卵を撮ったものです。丸い透明の泡のようなつぶが卵です。

そうして、4つ、5つ、6つ...と調べても、メス。7つ目もメス。最後の願いをかけて解体。なんと、8個目もきれいな卵が見えます。なんと!!私が捕まえて来たうには、全部メスでした。みんなが、「女の子に好かれるのかな?」なんて言ってましたが、いいえ、違います。「男運がないのです!」うににまで....男運がないとは。
まあ、それは冗談ですが、あんなに一生懸命潜ってとってきたのにーーー。悲しいー。
でも、よく考えれば、海の中の透明度も悪かったので、すぐに見つけられて捕まえやすいうにしかとってきてませんでした。一つ、岩の間に逃げて挟んでつかもうとしても力が強くて取り損ねたうにがいました。きっとそれはオスだったに違いないと言われました。オスは、岩の間に隠れるようにしているみたいです。もうっ!!









2009年4月3日金曜日

ファーストフード店 in Kampong Cham

 私の住む町コンポンチャムには、新しい建物がどんどん建っています。特に、メコン川沿いには3〜4階立てくらいのきれいな建物が建ち、1階はお店、その上は、人が住めるようになっています。私もそこに住みたい!と思いましたが、かなり高いらしいので無理です。

 で、その建物の一角に、なんと!ファーストフード店がオープンしました。その名も、「FC」!フライドチキン(Fried Chicken)の略ではありません。Fresh Coffeeの略です。
でも、お店で売っている物を見ると、フライドチキンがメイン。しかも、セットの飲み物は、コーヒーではなくコーラばかり...。まあ、名前にあまり気をとられず、さっそくコンポンチャムの日本人メンバーで食べに行ってみました。
 
 これが、カウンターです。まさに、ファーストフード屋さんですね。

 日本や首都のプノンペンではめずらしくないでしょうが、地方の私たちにとっては、これはすごいことです!!

 まずは、ためしにAセットを頼んでみました。チキン1つにサラダ、コーラです。あっ、でも私はオレンジジュースに変えてもらいました。シロップのオレンジジュースでした。これで、1.95ドルでした。約200円でした。食べてみると、なかなかおいしかったです。
でも、やっぱりケンタッキーにはかないませんね。

 さらに、壁にはたくさんのアイスクリームの写真が貼ってありました。なので、店員さんにアイスクリームはあるのか?と聞くと、あるとのこと。何味があるのか聞くと、4種類。バニラ、ストロベリー、チョコ、スペシャル。え?スペシャルって???と聞き返すと、スペシャルはスペシャルだって。で、注文しようとすると、大丈夫分かってるからって、勝手に注文されてることに。で、友達は頼んでもないのに、全員分のアイスがきてしまいました。しかも、ミックスアイスで。



 でも、このアイス、とーーーてもおいしかったです。このアイス、2ドルでした。チキンと変わらない値段でした。日本からしてみると、安いかな?
 今は、まだオープンしたばかりなので、なかなか店員さんのサービスの仕方も分かってないようでしたが、また今度行った時は、グレードアップしてたらいいなと思います。その前に、つぶれないことを願っておかないと....。