2009年4月12日日曜日

レアム国立公園 理科研修1日目

カンボジアは、14、15、16日がクメール正月のため、4月の初めから学校は正月休みに入りました。長いっ!!その休みを利用して、4月6日から8日までの2泊3日で、理数科教師のメンバーとレアム国立公園に研修に行ってきました。
カンボジアは、今、一年の中で最高に暑い季節を迎えています。マンゴーが食べたい放題です。バスの休憩所で打っていたマンゴーたちです。まっ黄色に熟したマンゴー、一つ2000リエル。そう、50円です。日本では、1000円くらいしませんか?本当は、1500リエルか、1000リエルでも買えると思います。しかし、あまりのおいしさに値段を値切るのを忘れてしまっていました。だから、2000リエルです。

そして、到着したら、さっそく昼食です。海沿いならではの食べ物、そう『かにチャーハン』です。写真ではあまり見えにくいかもしれませんが、かにの身がいっぱいはいっていました。
さらに、下の写真はスープ『ソムローチーチャイ』です。海苔のスープに、これまたシーフードがまんさいです。イカ、エビ...かなり幸せでした....。
って、なんかおいしいもの食べに来たみたいになってますが、午後からは、ちゃんと実習やりました。潜るのが得意な私の役目は、この「がんがぜ(うに)」を取って来ること。まさに、海女さんのようになってました。講師で来ていただいた大学名誉教授の金森先生いわく、5個もあれば十分でしょうと。オスとメスを見分けて、受精?させる実験です。でも、私は、もしかしたら5個で全部同じだったらいやだなと思い、頑張って8個もとってきました。

そして、いざ実験。まずは、とげをとり、解体し、いつもみんが食べている、いわゆる「うに」黄色い部分を取り出します。実は、あの黄色い部分が卵巣や精巣にあたるそうです。そんなとこ食べてたの?ってちょっとびっくりですよね。
で、一つ、二つ、三つと調べていくと、すべてメス。あの例の黄色い中には、卵がたくさん入ってました。この写真は、顕微鏡のレンズから卵を撮ったものです。丸い透明の泡のようなつぶが卵です。

そうして、4つ、5つ、6つ...と調べても、メス。7つ目もメス。最後の願いをかけて解体。なんと、8個目もきれいな卵が見えます。なんと!!私が捕まえて来たうには、全部メスでした。みんなが、「女の子に好かれるのかな?」なんて言ってましたが、いいえ、違います。「男運がないのです!」うににまで....男運がないとは。
まあ、それは冗談ですが、あんなに一生懸命潜ってとってきたのにーーー。悲しいー。
でも、よく考えれば、海の中の透明度も悪かったので、すぐに見つけられて捕まえやすいうにしかとってきてませんでした。一つ、岩の間に逃げて挟んでつかもうとしても力が強くて取り損ねたうにがいました。きっとそれはオスだったに違いないと言われました。オスは、岩の間に隠れるようにしているみたいです。もうっ!!









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